Perten Instrumentsブランド(PerkinElmerグループ)

株式会社エヌエスピーが総代理店を務めるスウェーデンPertenInstrumentsブランドは1962年、創立者であるHarald Pertenによる小麦分析の世界的な標準法「フォーリングナンバー」の開発に始まり、小麦、大麦、大豆、コーン、米を含む穀物の分析・品質評価の分野で多くのソリューションを生みだしてまいりました。代名詞でもある穂発芽ダメージの標準法フォーリングナンバーをはじめ、グルテン分析の標準法グルトマティック、糊化特性測定装置として日本でも知られるラピッド・ビスコ・アナライザーなど穀物の物性から品質を評価するための装置を数多く取り扱っております。 1981年に最初のモデルが発表されたモノクロメータータイプの近赤外分析装置インフラマティックは第3世代となるインフラマティック9500のリリースと共にカントリーエレベーターなどでの穀物の全粒分析の分野で世界的なシェアを獲得しました。1997年から製品化が始まったダイオードアレイタイプの近赤外分析装置も、全粒ポータブルタイプのインフラマティック8800、卓上汎用型のDA7250、オンライン・インライン型DA7300・7400シリーズなど時代のニーズに合わせた進化を遂げています。2014年より米国パーキンエルマー社のグループ会社となり、食品向け近赤外分析の分野で技術協力が始まりました。国内では2015年よりエヌエスピーが食品分析での協力を開始しています。

インフラマティック 9500
IM9500 /IM9500 HLW 近赤外分析装置

 

最新そして高精度の全粒穀物用近赤外分析装置です。

ペルテン社は30年にわたり穀物の近赤外(NIR)分析装置を提供してまいりました。穀物の品質測定にいおいてトップブランドとして世界に知られています。 合理的で堅牢性が高く、穀物を取扱うオペレーションに必要な特長を備えています。 穀類、油糧種子など幅広い作物に対応し、水分、タンパク質、油分ほか多くの項目について1分以下で測定を行います。
オプションのフラワーモジュールを使用することで小麦粉の水分、タンパク質、灰分などの測定にもご活用頂けます。
インフラマチック9500には、IM9500とIM9500 HLW(容積重測定ユニット付きモデル)の2種類ラインナップがあります。

インフラマティック9520
IM9520 近赤外分析装置

 

小麦粉やセモリナ粉などキュベット測定専用の近赤外分析装置です。

ペルテン社は50年間にわたり製粉メーカーや製パンメーカーに分析装置を提供し続けてきました。灰分、水分、タンパク質など主要な項目について高精度な測定を約30秒で行います。
インフラマティック9520は、製粉工程ををモニターし最適化するための品質データを提供します。 迅速な結果により、プロセス改善をリアルタイムで行うことができます。
小麦粉の品質はすべてのベイク製品に不可欠で、仕様に従った製品の提供はたいへん重要な課題です。 インフラマティック 9520を使用するとで、時間のかかる化学的測定法を行わずに、高い信頼性で小麦粉を供給し、それを確認することができます。

インフラマティック8800
IM8800 近赤外分析装置

 

インフラマチック8800は次世代のポータブル近赤外分析装置で、穀物および油糧種子のタンパク質、水分、油分を測定できます。

インフラマチック8800は、畑や集積所、穀物加工の現場での使用を想定して持ち運びを前提にデザインされています。
GPSモジュール(オプション)を搭載する事により、測定値と共に位置情報も記録し圃場の成分マッピングが可能となり、収穫期の分析や育種にお役立ていただけます。 妥協のない品質とビルドインの標準が信頼性の高い正確なデータの提供を可能にいたします。

DA 7250 At-line
近赤外分析装置

 

DA 7250は食品、農産物の測定にデザインされたペルテン社の第三世代ダイオードアレイ式近赤外分析装置です。

迅速性と使いやすさ、堅牢性を兼ね備えた精度の高い分析装置です。DA 7250は幅広いアプケーションで検量線が用意されており、水分、タンパク質、脂肪など多くの項目についてあらゆるサンプルの測定が行えます。 Anything - 粉体からペレット、液体、ペースト、スラリーまですべてのタイプの測定が行えます。 Anywhere - IP65規格のデザインでアットラインでもラボでも測定が行えます。 Anytime - 結果は直ちに表示され、サンプルの前処理なしで6秒で測定が行えます。 Anybody - 経験を積んだ化学者から工場のオペレーターまでどなたでも同じように自信をもって測定が行えます。

DA7350 In-line 近赤外分析装置

 

DA7350はパイプ、シュート、チェーンコンベヤーなどの粉末、穀物、ミール、顆粒、ペレット、スラリー、ペーストなどのバルク製品を測定するための、高度で最新の多用途インライン型近赤外分析装置です。

工程中の製品について、リアルタイムで多成分測定値情報を提供します。試験室での測定を待たずして即時、情報へのアクセスが可能なため以下の利点をもたらします。
• 工程の自動管理を可能にします
• 即時、手作業による介入が可能になります
• より迅速なスタートアップとグレードの変更が可能になります
• 生産全体の完全なトレーサビリティを実現します

DA7440 On-line 近赤外分析装置

 

DA7440はベルトコンベヤー上で測定できる高度に近代化された汎用性の高いオンライン型のNIRセンサーです。

DA7440はリアルタイムの多成分測定が可能で、プロセス管理と品質モニタリングに利用できる情報を製造ラインから提供します。
連続的なプロセスのモニタリングは効率向上と廃棄ややり直しの防止、製品の安定性や品質の向上に役立ちます。
DA7440は水分、脂肪、糖、繊維など多くの成分を同時に測定する事が可能で、ダイオードアレイ技術が耐久性、安定性、動く製品の正確な測定、プロセスの変化を追跡する機能など、多くの利点をもたらします。

アクアマティック5200
AM5200 穀物用水分計

 

第二世代150 MHz 技術採用 - 水分と容積重(ヘクトリッター)を10秒で測定。 アクアマチック5200 はペルテン社の第二世代の高周波水分計です。

ペルテン社のアクアマチックシリーズは5,000台を超える導入実績に基づき、測定精度、繰返し精度、信頼性、使いやすさのすべてを改善した設計となっています。ターミナルでの単独の水分計としても自動化された検査システムの一部としても使用することができます。 高周波の使用により透過率が上がります。
新しくなったUGMAがサンプルの温度や穀物の種類に関わりなく、より精度の高い測定結果を提供します。機械的な改善により繰返し精度も向上しました。この2点がAquamatic 5200を現存する中で最も信頼性と制度の高い水分計にしています。穀粒、油糧種子、豆類、レンズ豆、種子などの水分と容積重、温度の測定が同時に可能です。

ラピッド・ビスコ・アナライザー
RVA4500 回転式糊化特性測定装置

 

ラピッド・ビスコ・アナライザーは製品開発、品質・製造の管理、品質保証におけるユニークなツールです。

RVAはでんぷんや穀物、小麦粉、そのた食品の粘度特性の測定に最適化された自在な温度管理と回転条件の設定が可能な回転粘度計です。
測定は2~3gという少量から行え、国際的な標準法で用いられており、回転も想定時間も加熱も冷却もすべて任意の条件で測定することもできます。
アプリケーションには、小麦粉や穀物の品質測定、天然デンプン、加工デンプン、そのたデンプン製品の評価、配合された食品(ソース、ケチャップ、グレービー、ドレッシング、マヨネーズ、スープ、乳飲料など)やその他食品添加物(ハイドロコロイド、プロテインなど)、加熱またはエクストルード加工食品(朝食シリアル、スナックフード、ペットフード、養魚飼料、動物飼料など)、とろけ具合の測定(チーズ、チョコレート、製菓など)に利用され、実際の加工を想定したマイクロ・パイロットプラントとして活用されています。

ラピッド・ビスコ・アナライザー
RVA4800 回転式糊化特性測定装置

 

RVA4800は幅広い粘度範囲、卓越した感度と精度、および拡張された温度範囲(最大140℃)を組み合わせた最高級モデルです。

新たに加わった最新モデルのRVA 4800は、RVA4500と同等のスペックに高温モードが付加され、140℃までの昇温に対応するモデルとなっております。
従来のRVAの使い勝手はそのままに乳製品のUHT殺菌工程や、蒸気加熱、高温加圧加工や、エクストルジョンなど従来のモデルでは再現できなかった条件での加熱加工の工程を再現できます。

ラピッド・ビスコ・アナライザー
RVA StarchMaster2 回転式糊化特性測定装置

  RVAスターチマスター2は外部のPC制御ではなく、スタンドアロンで動作します。 機器には4つのメソッドを記憶させる事ができます。 
生産、品質保証、品質管理、原材料試験、プロセス管理に適しています。

ラピッド・ビスコ・アナライザー
RVA TecMaster 回転式糊化特性測定装置

  RVAテックマスターは、中粘度範囲(160rpmで20-8,000cP)をカバーするベーシックなモデルです。

フォーリングナンバー
Falling Number®  FN1000

発芽ダメージを確認する世界の基準法

Falling Number® フォーリングナンバーシステムはアルファアミラーゼ活性による穀物や穀物粉の発芽ダメージの検出ほか、小麦粉の酵素活性の最適化や取引する作物の健全性の保証のための測定を行います。アルファアミラーゼ活性はパン、パスタ、麺類、モルト製品の品質を決定づけます。アプリケーションもそれぞれあり、小麦、大麦、ライ、ソルガムを取り扱うどなたにもお役立ていただけます。 本法は国際機関であるICC、AACCI、ISOおよびASBCによって標準法として認証されています。
FN1000は、タッチパネルディスプレイによる簡易な操作で2検体同時の自動測定を行う事ができ、各種補正機能や出力機能を備えた高機能モデルです。

フォーリングナンバー
Falling Number®  FN1310

発芽ダメージ検出の世界的標準法

FN1310は、シンプルな操作で且つコストパフォーマンスが高いベーシックなモデルです。

ラボラトリー・ミル
LM3100 粉砕機

  LM3100は堅牢性の高い金属製機構を内蔵した消音構造ののハンマー型粉砕機です。 フォーリングナンバー法(指定)、グルトマティック法(指定)、ケルダール法、NIR分析に適しています。
サイクロン式で粉砕したサンプルを回収し、サンプル間の清掃はサンプルによるセルフクリーニングでも運用可能です。

ラボラトリー・ミル
LM120 粉砕機

LM120はさらにシンプルなハンマー型の粉砕機で、LM3100と同じアプリケーションに用いることができます。
粉砕されたサンプルはナイロンバックに回収されます。

ラボラトリー・ミル
LM3310 粉砕機

穀物の水分を測定するサンプルの粉砕を目的としてデザインされたディスク型の粉砕機です。
常圧乾燥法およびNIR分析法で認証されています。AACCの標準法No. 55-30 のPSI (Particle Size Index)による小麦のハードネスの測定でも認証されています。 最大50gまで粉砕することができます。

ラボラトリー・ミル
LM3610 粉砕機

大容量タイプのディスク型粉砕機で、常圧乾燥法とNIR法の両方で認証されています。粗飼料原料やペレットなど大きな粒のサンプルの粉砕にも適しています。
LM3610はLM3310よりも多くのサンプル量の粉砕に対応します。

グルトマティック2000システム
Glutomatic® 2000 System

グルテン量と品質測定の世界的標準法

製パン、製麺、パスタの製造において小麦粉のグルテンの量と強さは最終製品の品質を決定します。グルトマティックシステムはグルテンの量と品質の測定における世界的な標準法です。 パン、クッキー、クラッカー、パスタなどに使用される小麦粉のグルテンの量と品質が与える影響はダイナミックです。断面写真などで見ても小麦粉のウェットグルテン量がパンの体積に明らかに影響することが分かります。
グルトマティックシステムを用い、小麦と小麦粉の製パン品質を測定することができます。
グルトマテック2000ユニットは操作系が一新され、さらに使いやすいデザインになりました。

ドウラボ
doughLAB 小麦粉の特性の解析装置

AACCI認証の小麦粉の吸水率、ドウ形成、ミキシング耐性の測定法

doughLABは小麦粉の吸水率、ドウ形成の時間などドウの加工特性を測定します。
従来の20分測定法と新しい高速ミキシングテスト(AACCI 54-70.01)の両方に対応しています。測定時間が10分になることでラボの処理量と効率は向上します。development timesが長いサンプルでのはっきりしないピークやダブル(または複数)ピークなど結果の読み取りが容易になることで測定の信頼性も向上します。また、高速法ではより実際のミキシングに近い条件で測定が行えます。結果の単位はFUまたはSIで表示されます。
再現性はドウラボの設計において最も重視されました。機器間差が少ないことが特長となっています。 パン、クッキー、クラッカー、パスタなどに使用される小麦粉のグルテンの量と品質が与える影響はダイナミックです。断面写真などで見ても小麦粉のウェットグルテン量がパンの体積に明らかに影響することが分かります。グルトマティックシステムを用い、小麦と小麦粉の製パン品質を測定することができます。

シークエンシャル・プレシジョン・ディバイダー
SPD4200 均分器

穀物の分析を行うほとんどの方はサンプルを代表性を保ちながら縮分することが求められています。SPD4200は面倒な縮分作業をより速く、より簡単に、より正確に行います

穀物の分析を行うほとんどの方はサンプルを代表性を保ちながら均分することが求められています。SPD4200は面倒な均分作業をより速く、より簡単に、より正確に行います。 穀粒の分析ではサンプル量を非常に少なくする必要がある場合があります。かねてよりサンプルディバイダーは使用されてきましたが、従来のサンプルディバイダーは複数の手順が必要で、時間がかかる上に、作業が正確性に影響しました。SPD 4200 は1ステップで使用でき、わずか15秒で均分された代表サンプルを提供できる新しい均分器です。 最上部のファネルにサンプルを入れて、シャッターを開くだけでサンプルはディバイダー内に落下していきます。トレイを開けるとサンプルが取り出せます。システムは一切の可動部を持ちません。透明なディバイダーセクションは内部にサンプルが残留していないかを簡単に目視で確認することができ、クロスコンタミネーションのリスクを取り除きます。

ネットプラス
NetPlus NIR機器のレポートと機器設定の遠隔管理

お使いのNIR分析装置の結果や設定をいつでもどこからでもモニターできます。 ペルテン社のウェブベースソフトウェアNetPlus はお客様にフレキシブルなアクセスを提供します。
NetPlus Reports: 分析結果へのアクセスが可能です。製造のモニタリング結果や原材料の品質データなど最新の測定結果を確認できます。お手持ちのタブレットもしくはPCからアクセスできます。 NetPlus Remote: 機器の設定や構成、パフォーマンスのモニタリングや検量線の更新などの作業ができます。単独でも100台規模のNIR装置のネットワーク管理でもNetPlus Remoteを使えば一括で管理が可能です。 NetPlus はベンチトップタイプのDAシリーズ、IM 9500およびIM 9520などResults Plusベースの分析装置でご利用いただけます。 お使いのNIR分析装置の結果や設定をいつでもどこからでもモニターできます。 ペルテン社のウェブベースソフトウェアNetPlus はお客様にフレキシブルなアクセスを提供します。

ページのトップへ戻る